2009年08月31日

にわか大工の陶芸工房作り その7

そんなこと言ったってイノマタです。

盆明け、引き続き内壁貼り。
18日(火)には薫製でおなじみのH井さんが、いとこの息子さん(中一、男子)のN村K太君と一緒に来てくれたので南側の壁をお願いしました。
22日(土)の午前中、内壁貼り終了したところで京都に帰る。
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で、この週で夏休みが終わりと思っていたのがウレシイ勘違い。
実はワタクシ大阪の某大学で留学生に陶芸を教えるのが本業なのですが、秋学期の授業開始がいつもの年より1週間遅いことがわかったのでした。

とゆーことで、24日(月)から棚作り。
まず、東側の窓辺のロクロの上の作品乾燥棚を作りました。
棚の桟の上にのせてあるのは作品をのせるサン板。
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次はムロ作り。
ロクロの上の乾燥棚は成形が終わり、素焼きのための乾燥棚。
ムロはロクロや手びねりで作ったものの底削りなど、成形の仕上げをするために作品が乾きすぎないように保管する場所。
引戸を入れるので、鴨居と敷居の寸法、高さなど、またしても念には念を入れた作業でけっこう時間がかかった。
26日(水)、湖北町にお住まいのN子さんがお手伝いにきてくれたので、ムロの天井と壁貼りをお願いし、ボクはムロの中のサン板をのせるための骨組みを作る。
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午後から、松本師匠が農作業の合間を縫って登場。
配電盤、コンセント、スイッチ、照明などの電気設備を取り付け、夕方、漏電の有無を確認し照明のスイッチ入れる・・・。
やったー、なんと明るい・・・。
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27日(木)、ずーっと待ってた生コンがやっとこっちに回ってきた。
午前中はモルタル、でも少しシャバシャバなので下の方に薄くのばして引くことに。
続けて午後には生コンも。
生コンをツギハギで打つ時は生コンの量に合わせて仕切りをしておくのだけれども、素人にはその加減がなかなか難しかった。
あと、乾き具合を見ながらコテで表面を押さえると平らに流したつもりがけっこう波打っていました。
建物の内側の土間の時はボクは一輪車で生コンを運ぶだけで、平らに流すのは松本師匠がしてくれた。
今回は自分では平らにならしたつもりだったのだけれど、コテで押さえてみるとその違いがはっきりわかる。
やっぱり何事も難しい。
この日は生コン打の合間にムロの仕上げ、明かり取りと空気抜きを兼ねた西側の庇の上の窓の枠作り。

28日(金)、この日はムロの戸と入り口の戸に戸車をつけたのですが・・・。
午前中に出来ると思っていたのがほとんど一日仕事。
原因は前に書いたとおり(その6参照)、入り口の敷居のレールが水平でなかったこと。
思ったより右と左の差が大きく、片側の戸車の高さを上げすぎると戸がハマらない。
もう片方の戸車を引っ込めすぎる戸の端がレールにあたって滑りが悪い。
こっちを削りあっちを継ぎ足し、完璧にはほど遠いけど、このくらいでまあいいか、とゆー感じ。
でも、外から見た感じはそんなに変ではないでしょ?
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ムロの方は比較的ましだったけど、戸車を入れてみると、鴨居の高さが少し足りず、これまたあっちを削りこっちを継ぎ足し・・・。
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今回の工房作りの作業の中で「窓や戸などの建具を入れるのが一番ムズカシーのと違う?」とゆーのがワタクシの実感です。

で、この日も湖北町のN子さんがお手伝いに来てくれたけど、お手伝いしてもらえるような大工仕事がなく、それじゃーとゆーことで、外壁に塗料を塗り始めてもらうことにしました。。
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あと、建物の入り口と部屋の上がり口の周りに見えてしまう、内壁に貼った羽目板の端の部分の始末。
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不揃いになった端を隠すのにエコワークスの丸ノコで材をL字型にし、打ちつける。
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建物を造る時、内外を問わず端をどう始末するのかとゆーのは結構面倒で難しいとゆーのも勉強させてもらいました。

29日(土)、用事があって夕方までには京都に帰らなければならず、午前中のみの作業。
とはいえ、コンクリートの土間を少し延長するための枠を追加し、あとは木材の切れ端や余った材の片付けをし、寝泊まりしていたどっぽ村の拠点施設に置いてあった私物を運び込んだだけ。
おなじみの薫製師、H井さんが顔を見せたので、これ幸いと枠組みを手伝ってもらい、あと外壁の塗装までお手伝いしていただきました。

6、7、8と3ヶ月の長ーいと思っていた夏休みももう終わり・・・。
6月の初めは大戸洞舍の田植もまだ少し残っていたのに、今週の木曜日には今年一番の稲刈りがもう始まって・・・。
当初は2ヶ月くらいでなんとかできるかなーと思っていたけれど・・・。
あと、残ってるのは外の庇の土間のコンクリート打ち、給排水設備、土を揉んだりする作業台、ロクロの前に道具などを置く棚、素焼きや出来上がった作品などを置いておく棚(ムロの中の骨組みだけみたいなやつ)、部屋の中の壁の作り付けの棚くらいかな・・・。
「まだまだ楽しめる」とゆーことで、9月からは土、日、出来る限り来ようと思っていますので今後ともよろしくお願いします。

今回の最後におまけの画像。
どっぽ村の拠点施設で、夜明かりをつけると虫が窓に寄ってきます。
で、その虫たちを食べようと待ち受けるヤモリのお腹です。
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このへんの人たちには珍しくもないのでしょうけど、ときどき2匹が縄張り争いをしていたり・・・。

とゆーことで、もうすこし続きますのでヨロシク。

8.31.'09 猪股記

posted by どっぽ村 at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 陶芸

2009年08月14日

にわか大工の陶芸工房作り その6

そうなんです、イノマタです。

8月に入り、夏真っ盛りのはずが、うーん、どうでしょう、いわゆるひとつの冷夏でしょうか・・・。

で、作業のほうは間仕切りの内壁も貼り終わりました。
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部屋の内側から見るとこんな感じ。
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部屋の壁が貼れたので、次は作業場。
その前に作業場の土間のコンクリート打ちをしておかなくっちゃで、さらに、コンクリートを打つ前に玄関の戸をいれる敷居のレールを取り付けなくっちゃとゆーことで、敷居の枠を作り、モルタルを練って流し込み、レールを取り付ける。
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念には念を入れて鴨居との距離を測り、水平を出したつもりが、次の日、入り口の戸を入れてみるとやっぱり少し斜め。
後で戸板の車の高さを調整して何とかしようと思ってるけど、ガッカリして写真を撮るのも忘れました。

土間を打つまでにロフトの下に押し入れのようなものを入れておく棚を作ることに。
作業としてはロフトの時とほぼ同じ。
焼き上がった陶器の保管場所にもなるのでしっかりした棚にする。
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下から撮った写真。
ロフトの裏側にも板を張ってアラ隠し。
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いよいよ土間のコンクリート打ち。
土間の鉋屑やオガ屑をキレイに掃き、基礎の墨から4寸下がりで墨を打ち直し準備完了。
生コンをコテで均すのは松本師匠。
私は一輪車で生コン運び。
ある程度固まってからコテ押さえをして滑らかにするとゆーことだったけど、夏はコンクリートの固まるのが早く、最後のほうはコテ押さえがしにくかった。
実はワタクシその日の2,3日前から腰をいわせてて、幅広のコルセット(サポーター?)を腰に巻いての作業だったけど、なんとか無事終了。コテ押さえもかがんだ姿勢で、エラかった〜。
松本師匠、並びに夕方様子を見にきたついでに手伝って下さった本職の左官屋さんのRyojiさんありがとうございました。
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土間用の生コンが来るのを待っているとき、松本師匠に「生コンが余っているけどいるか?」と電話。
有り難く頂戴することにし外の庇の下に流してもらったんだけれど、それを均している時に主役の注文していた生コンが到着。
そちらを優先して作業をしている内に、外の分は固まり始め、中途半端な硬さでコテ押さえをしようとした結果足跡が残ってしまった。トホホ・・・です。
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土間のコンクリートが固まれば内壁貼り。
その前に冬に使うストーブの煙突を通すめがね石の代わりになるものを穴窯を作った時の残りの耐火レンガと耐火キャスター(セメントのように固まる耐火物)で作る。
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壁にはめ込み、一ヶ所だけ残っていた断熱材も入れる。
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内壁を貼る準備が出来たところで8月8日(土)は大君ケ畑(おじがはた)で開かれた限界集落サミットに参加。
山に囲まれ清流の流れる山里。
お昼にいただいたバーベキュー、地元の野菜、とてもおいしかったです。
肝心のサミットの内容は後日他の方が報告されますのでそちらをごらんください。

サミットの後京都に帰り月曜から内壁貼り。
まずは東側から。窓有り、丸太の梁有りで時間がかかり全部貼るのに3日程かかりました。
「窓枠にベンガラを塗ってアクセントに」とゆー目論見は、はたして成功だったのでしょうか・・・。
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泥がそのまま配水管に流れ込まないようプラスチックのボックスをつなげ泥溜めに。同時に水道管も埋設。
排水、給水、電気設備は全面的に松本師匠に依存すること大で、多謝多謝・・・。
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内壁梁、ムロ作り、吊り棚・・・空気抜き用の窓、お盆開け1週間で、どこまで作業が進められるかなぁー・・・。
とゆーところでまた次回。

8.014.'09 猪股記

posted by どっぽ村 at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 陶芸

2009年08月10日

限界集落サミット2、終了!

8/8(土)、
やっと夏らしい日が差し
よい天候に恵まれました。

とても暑い一日でしたが、
お越し頂いたみなさま、
どうもありがとうございました。



まずは、御礼と写真を。
詳しいご報告は、後日アップさせていただきます。


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2009年08月02日

にわか大工の陶芸工房作り その5

そんなこんなでイノマタです。

なかなか梅雨が明けない今年。
農作物に影響が出なければいいのですが。
で、前回からの続きです。

7月25日(土)の朝、京都から戻り作業を再開。
この日はおなじみのH井さんともったい農園のN田さんが応援にきてくれ、人手があるとゆーことで、部屋の壁貼りと平行して、柱を立てました。
左側の柱はロフトの床をささえるのでホゾ穴を開け、角材をはめ込む。
部屋と土間の仕切りの戸があたるので慎重に垂直に。
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無事柱も立ち、内壁もだいぶ貼れました。

ロフトの高さまで内壁が貼れたので、ロフトの床を貼るために壁に打ち付ける垂木受けをノミで欠いているところ。
反対側の角材はすでに欠いてあったんですが、これがまたずれてたんですヨ。この時はまだ気づいてなかったんですけど(アタリマエ)。
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で、ロフトの床貼りも無事終了。
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床貼りと同じ要領なのでわりとスムーズにいったんだけど、最後の床板を寸法に合わせて切るところでまたしても・・・。
窓枠を切った時と同じように少しヨレて・・・、角材との間に若干すき間が出来たけど・・・。

垂木受けをノミで欠く時に間違ったせいですき間が目立つので後で壁材を貼って隠すことに・・・
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北側の内壁が全部貼れました。
壁板を一列にそろえるのではなく半分ずつずらして貼るレンガ貼り(?)も、屋根との境目ももまあまあうまくいった。
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間仕切りに障子を入れるために敷居と鴨居の細工をしなければいけなかったんだけど、清水棟梁がすでに細工してあるのがあるとゆーことで、ありがたく使わせていただくことにしました。
ほんとうは柱との接合部が目立たない特別のやり方があるそうなんだけど、ボクの手には負えそうもないので、とりあえず柱を少し欠いてハメ込むことに。
シキイはまあまあすんなりと・・・。
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さて問題は鴨居。
柱にノコで切れ目を入れるので、高さを間違えると大変なことに。
過去の失敗が頭をよぎり、失敗はゆるされないとゆーので慎重に・・・。
障子の寸法を測り、戸を入れたり外したりするためのゆとりもいるし・・・。
何度も確認しなおし、確認し過ぎて頭がゴチャゴチャに・・・。
ままよとハラを決めノコを入れました。
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恐る恐る障子を入れると・・・。
やったーッ!
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なんとなく時代劇にでてくる貧乏長屋みたいナ?・・・
あるいは状況劇場の赤テントの大道具(いまの若い人は知らないでしょ)風?

外の庇の下はコンクリートを打つ予定で、その準備。
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よその工事現場に打つ生コンの残りをもらう予定だけど、今のところ待ちぼうけ・・・。

とゆーことで、次回へ続く・・・。

8.02.'09 猪股記

posted by どっぽ村 at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 陶芸