2009年07月23日

にわか大工の陶芸工房作り その4

梅雨がなかなか明けずムシムシしてますが皆様お元気でしょうか?
あいかわらずのイノマタです。

とりあえず新人選手のご紹介。

エコ・ワークス所属の強力助っ人「押し切りくん」。
水平・垂直両方で、直角はもちろん斜めにも切れるとゆースグレもの。
内壁を貼るときに威力を発揮しそう。
oshigiri.jpg

T.M本さん所蔵の強力業務用扇風機。
工場とかにおいてあるやつで、特に天井付近の作業では助かってます。
senpuuki.jpg

新人ではないけれど、今回の工房作り当初から活躍の音響システム。
まあ、iPodを安物のスピーカーにつなげただけですけど・・・。
好きな音楽を聴きながらだとトンカチも軽やかに・・・。
しかし、iPodって便利。
ワタクシのにはアルバム600枚分くらい入ってるんだけど、CDをそれだけ持ち運びすることを考えたらなんとまあです。
ipod.jpg

とゆーことで、前回からの続きです。

7月9日(木)の朝、京都から上山田に戻り天井張りの続き。
11日(土)の午後には西浅井のJ坂さんが助っ人に来てくれました。どうもありがとう。
13日の午前で天井張り終了。
tenjo02.jpg
高いところで反り返っての作業。板が反ってたり、モヤとの隙間を出来るだけなくそうとそれなりの苦労はしましたが、下から見ると細かいアラは見えません。よねッ♡。

天井が貼れたので、前の週からボチボチとやっていた間柱(まばしら、柱と柱の間に入れる内壁の下地)の残りを入れる。
mabashira.jpg

後回しにしていた下の窓にも枠を入れる。
寸法を測って新兵器の押し切りで切ったのですが、やってしまいました。
縦枠を1本短く切ってしまった・・・。またまたトホホ・・・。
で、なんとか余っていた部材で継ぎ足し、色を塗ったらあまり目立ちはしないようになったけど・・・。
皆さんが工房に来られても窓枠の部分はあまり見ないようにして下さい。
それと、内壁はすべて白木のまま。窓枠だけ弁柄を塗ってアクセント、のつもりですが、内壁をすべて貼ったあと、はたしてそれが吉と出るか凶と出るか・・・。
madowaku07.jpg


内壁を貼る前に板間の床貼り。
工房の北側をいちおう寝泊まりできるように部屋に間仕切りし、押し入れ様の物入れ、アタクシの他にもう一人くらいは泊まれるようロフトも作る予定です。
で、まずはその部分の床を支える大引き(オオビキ、清水棟梁や松本師匠がそういってたのを聞いたのですが、間違ってるかも。長い角材です)を土台の角材に止め、下を束で支える。
yuka01.jpg

断熱材がちょうど4枚余っていたので床の下にも入れることにしたのだけれど、基礎のコンクリートと土台の角材の間に隙間があって、それをふさいでおかなければいけないことを思い出し、近所のホームセンターにセメントと砂を買いに走る。
これがその隙間。画像がちょっとピンぼけ。
sukima.jpg

セメントと砂でモルタルを練り隙間を埋める。
sukima02.jpg

そろそろ電気の配線をしておかないと、とゆーことでコンセントやスイッチ、照明の位置をきめ、松本師匠が電気工事をしてくれた。
電気のことはわからないのでおまかせ。
haisen.jpg


その間、私はオオビキに断熱材を支えるための桟を打ち付け、
yuka02.jpg

無事、断熱材を入れられた。
yuka03.jpg

それから床貼り。
床材は厚さ3cm程の杉材で、両端がハメ込めるようにそれぞれ凹凸に加工されていて、凸の部分を下の大引きにビス止め。
これで表面にはビスが見えなくなる。
思ったよりうまくいったと自画自賛。
yuka04.jpg

床が貼れたところで、とりあえず部屋になる部分でややこしくないところの内壁貼り。
端はあとで全部隠れるのでわりとすんなり作業は進み、現在東側と西側の部屋の部分の内壁が貼れている。
utigabe01.jpg

このあと、間仕切りの柱を立てたり、敷居や鴨居を組むとゆー、今から難関であろうと予想できる作業が待っているとゆーところで京都に帰ってきました。

実は、工房作りの間、大戸洞舍の食事と音楽の会でジャズピアノやインド音楽を聴いたり、薫製作りをメインとした集まりなど楽しいことがいっぱいあったのですが、ボクの個人ブログではないのでここには書いていません。
皆さん、何かのイベントの時にはぜひご参加ください。
ついでに釘の1本でも打っていただくとウレシイです。
上山田は7月の上旬過ぎからヒグラシが鳴き始め、もうすぐ梅雨も明け蝉の季節になるんだろーなーとゆーことで、また次回。

7.23.'09 猪股記

posted by どっぽ村 at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 陶芸

2009年07月08日

掲載情報

猪股さんの工房作りの記録に続き、
お知らせです。

phgn200908.gif




今本屋さんに並んでいる、「現代農業8月号」のモノクログラビアページに、どっぽ生さんの日常と猪股さんの陶芸工房棟上げワークショップの様子の写真が掲載されています!

農業の専門誌ですが、今回は、建築を中心に取り組みを写真で
紹介をしていただきました。

参加してくださった皆様との記念写真も載っていますので、
是非ご覧になってくださいね(^^)



なお、
どっぽ村の建築部門、エコワークスは、
ただいま、お寺の庫裡(くり)を建設中。
記事のなかで、紹介されていたエコワークスの青山さんが刻み、
どっぽ生の石丸くんも毎日作業に奮闘中です。

「現代農業8月号」同様、現在発売されている
「2009年現代農業増刊」にも記事を掲載して頂きました。
どっぽ生さんの生活、今のどっぽ村を紹介して頂いています。
興味のある方は、そちらもご覧になって頂けたらと思います。






あと、農業部門(農)大戸洞舎より。
どっぽ村を記事にして頂いた、
「攻めのクリエイティブ農業マガジン、ザックザック」さんから
生産物の通販のお誘いを頂いて、出させてもらうことになりました!


ザックザックさんのHP
http://www.zackzack.jp/
興味深い農家さんが紹介されています。
ほんと、色んな農業経営がありますね。

そして、
どっぽ村の記事はこちら。
http://www.zackzack.jp/z-farmer/agressive/2009/02/vol1-4.html

通販部門は、こちらです。
http://www.zackzack.jp/special/goods/
今回は、どっぽ村を代表して、大戸洞舎の商品。
こちらです。
http://www.zackzack.jp/special/goods/003/



img_block_01.jpg



img_block_03.jpg


雑穀と大豆のぜんざいは、
新商品。

黒米のプチプチ、大豆のモチモチ、食感のバランス、甘味、
絶妙な商品ができました!
大戸洞舎の第一日曜日ピザの会で、オーダーしていただけるように
してみたところ、好評です。

かくいう私も、とってもお気に入りの商品。
大戸洞舎の加工部門で、がんばって開発しています。

みなさんに食べて頂けると、嬉しいです!






以上、長くなりましたが、
読んで頂いて、ありがとうございました!





どっぽ広報スタッフ・マツモトナナコ
posted by どっぽ村 at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年07月07日

にわか大工の陶芸工房作り その3

とゆーことで、にわか大工のイノマタです。

連日の作業(特に脚立等の上り下り)のおかげか、お腹の皮をつまむと脂肪の厚みが減ったような気がする(あえて画像は載せません)・・・。
工房が完成する頃にはメタボ脱出も期待できる今日この頃・・・。

工房作りも中盤にさしかかりましたが、ライブハウス風にゆーと「このへんでメンバー紹介をさせてもらいまーす」とゆーことで、いろいろな道具達です。
日頃大工仕事をしなれている人にはフツーのものかもしれませんが、ボクも含めて大工仕事になじみの薄い人もいらっしゃるかと思いましたのでヨロシク。

まずはおなじみの大工道具。
左から、メジャー、曲尺(かねじゃく)、鉛筆の3点セット、次にノコギリ2点、玄翁(げんのう)と釘抜き(ボクには必需品)、そして必要に応じてこれらや釘、ビスなどを入れておく腰袋(以上もへじ窯所属)。
dougu01.jpg
大工さんたちは今でもフツーに、尺や寸とゆー昔ながらの長さの単位を使っていますが時々センチやメートルも出てきます。
メジャーや曲尺にも両方の目盛りが打ってあったりします。
今後、尺や寸がなくなるのか、それともしぶとく生き残るのか。
ワタクシは、今はまだ尺や寸になれていないけど、なれると尺や寸の方がわかりやすくなるのかなとゆーのが今のところの感想です。
あと、ゲンノウとカナヅチの違いがあるのなら、誰か教えて下さい。

某有名電動工具メーカー製の充電式インパクトドライバー(もへじ窯所属)。
これだけ単独なのは単に写真を撮り忘れたためで、決して前の物より値段が高かったためではありません。
dougu02.jpg

鑿(ノミ)一家と鉋(カンナ)。
ノミはどっぽ生の実習用の備品。なかなか本格的なもの(の様に素人の私には見えますが)。カンナは近所のホームセンターで買ったフツーのやつ。
dougu05.jpg
大工さんのお弟子さんはまずノミとカンナの刃を研ぐことから始めるそうです。

左から丸鋸、鉋、溝堀機(正式な名前がわかりません)の電動トリオ。
大戸洞舍所属のベテラン工具たち。
dougu04.jpg
これらの電動工具は切ったり削ったりに力がいらず大変便利なのですが、使いこなすのがけっこう難しく、間違えると悲惨な結果になったりもする。
まあ野球でいえば、あつかいが難しい外人助っ人選手みたいな感じ。
残念なのは電動カンナが写真を撮った次の日動かなくなってしまって、修理するより買った方が安いとゆー話しで、長〜い選手生活にピリオドを打って引退を余儀なくされたことです。

エコ・ワークス所属の板金道具たち。
左から墨の替わりにチョークの粉を使う墨壷、ルーフィング(防水シート)を留めるためのタッカー(ホッチキス針を打ちつけるもの)、屋根のトタンの縁を折り曲げる道具(名前を忘れました)、金切りばさみ、トタンを曲げるときにあらかじめ曲げるところにへこみをつける道具、最後は両側の隙間にトタンを挟んで曲げる道具。
dougu06.jpg

高所作業に欠かせない脚立。
左はもへじ窯所属のフツーのやつ。右はT.Mさん所有の簡易足場にもなるスグレもの。
dougu03.jpg
以上で、いちおうメンバー紹介を終わりますが、これからも珍しい工具が登場した時は改めて紹介していきたいと思います。


さて、外壁を仕上げるためには屋根と庇の間に窓枠を入れておかなければ、とゆーことで窓枠作り。
何となく難しそーな予感がしていたのだけれども、やっぱり・・・、でした。

これが窓枠を作るための材料。
集成材ですけど幅約50cm、全長4m20cmの堂々としたお姿。
これを素人のアタシがうまく切り分けられるだろうか・・・、とゆー不安が・・・。
madowaku01.jpg

窓枠は屋根と庇の間に小さいのが4つ、下に大きいのが3ついるのですが、小さいのは幅があり短め、大きいほうは幅が少し狭く長い。
2枚の大きな集成材をどう切ると必要な枚数が採れるか・・・。
面積的には足りてるはずでも、どうしても半端が出る。すると必要な枚数が採れない。1時間以上いろいろな組み合わせを試すがダメ。
あきらめかけていちおう確認のため寸法を測り直したら、下の大きな窓枠の一つだけ幅が2センチほど少なくてすむことに気がつき、やっと解決。
で、電動丸鋸を使って切り始めたんだけど、結果は悲惨。
真っすぐに切れない、途中で変な力が入り少し斜めに、それを直そうとさらにおかしな力が・・・。
最後のほうはなんとかほぼ直線に切れたが最初のほうの2、3枚はヨレヨレ。
結局、エコワークスの作業場のプレーナー(大きな電動カンナ)で修正してもらったけど、2枚は幅が足りなくなり他の木を継ぎ足すはめに。まったく、トホホ・・・でした。
madowaku02.jpg

次は切り分けた枠に、後で内壁の板を打つ時、端がうまく隠れるように溝掘り。
溝堀機を使うのははじめてなので、うまくいくかどうかこれも心配。
で、本番前にいろいろ試した結果、いかに作業台に溝を掘る材を固定できるかが勝負の分かれ目と、作業台にガイドになる木を打ちつけてやってみた結果まあまあの出来。ヤレヤレでした。
madowaku03.jpg

窓枠を四角く組む前にベンガラ塗りと油引き。
madowaku06.jpg
この日は日曜日。棟上げの時も来ていただいたM田さんが草津からお手伝いにきて下さり、弁柄塗りと油引きはほとんどやっていただきました。
M田さん大変ありがとうございました。

弁柄を塗った枠をビスで四角く組む。
これがまた直角に組むのがなかなか大変でした。
壁にはめるときに直角がくずれないように斜めに仮止めをして・・・
madowaku04.jpg

柱と柱の間に窓枠を入れビス止め。
少しゆがみもあったけど、まあよしとして、やっと外壁の焼き板が打てるように。
結局、窓枠を作り始めて、屋根と庇の間の壁板を打ち終わるまで6日間もかかってしまった。
madowaku05.jpg

いちおう外壁をすべて貼り終えた後の外観です、
後で色を塗るのでもう少し黒っぽくなるけど、外から見た形はこんなもんです。
gaikan03.jpg


外装がいちおう完成したのでいよいよ内装です。
断熱材を入れる前に節穴塞ぎ。
外壁の杉の焼き板にはけっこう節穴があります。
fushiana.jpg
節のまったく無い材は値段が高いそうです。

裏にガムテープを貼って、
fushiana02.jpg

シーリング材を充填。
fushiana03.jpg

これが断熱材。
杉のパルブ(チップ?)を固めたもので、厚さ4cm、大きさはちょうど畳ぐらい。
グラスウールなどもっと安価で軽く施工が簡単なものもあるようですが、将来、産業廃棄物をなるべく出さないようにとゆーどっぽ村のポリシーでこれにしました。
dannetsu01.jpg

これを柱の間に入るように丸ノコで切ってはめ込み、ビスで仮止め。
dannetsu04.jpg

金曜日までに下の部分はほぼ終わり、土曜日、おせんどさんのメンバーのF永さんご夫妻、T.M本さん、H井さんがが手伝いにきて下さり、やっかいな天井部分も1日ですますことが出来ました。本当にありがとうございました。
dannetsu02.jpg

日曜日には大阪の高槻市から、棟上げのときにも来ていただいたN口さんがお手伝いに来て下さり、三角部分や屋根と庇の間の窓周りなどややこしいところもほぼ出来ました。N口さんありがとうございました。
dannetsu03.jpg

7月6日(月)、断熱材の残りを仕上げ、午後からいよいよ内壁貼り。
まずは天井から。
tenjo.jpg
内装材を5枚ほど貼ったところで京都に帰ってきました。

今回は窓枠作りに思いのほか時間がかかってしまい、予定(もともと有って無いようなもんなんですけど)より完成は遅れそう。
あと、断熱材を丸ノコで切ると細かな木の繊維が舞い上がり、作業が終わると体中繊維だらけ、鼻の中も真っ黒になりました。
お手伝いにきた下さった方がた本当にありがとうございました。

おまけとしてどっぽ村の拠点施設の上の方の田んぼに、毎朝つがいで来る青サギの写真です。
もっとアップで取りたいのですが近づくと逃げるし、僕のデジカメではこれが限度。
aosagi.jpg
ホタルの季節はもうそろそろ終わりですが、トンボが飛び始め虫が鳴き始めた上山田です。

では、また。

7.7.'09 猪股記

posted by どっぽ村 at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 陶芸